胡麻 栽培日誌

~栽培日誌①~
日にち

2023年5月17日(木)

天気

快晴 30℃ 春なのに真夏日

できごと

種まき

 

<栽培のきっかけ>

2023年4月から取引をスタートした「岩井の胡麻油株式会社」さん。

商品の取り扱いを始める前の商談の中で

黒光『商品ラベルに描かれている植物って何ですか?』

岩井『これは胡麻の花なんです』

黒光『なるほど!胡麻の花の実物って見たことないな~』

岩井『胡麻を土に植えたら簡単に育てられますよ』

黒光『!!! それはぜひやってみたいです!』

岩井『焙煎前の胡麻、ご提供できますよ。ぜひやってみてください!』

という会話が繰り広げられました。

胡麻がどんなふうに育ち、実っていくのかを見てみたい!学校でもチャレンジしてもらえたらきっと良い食育のひとつになるはず!と社内で盛り上がり、春から胡麻を栽培してみることしました♪

 

<種を蒔きました>

岩井の胡麻油さんに視察に行った際、焙煎前の胡麻をいただきました。4~5月に種を蒔くと夏頃には種実が出来るとのこと。さっそくプランターと土を購入し、種を蒔きました。やり方は簡単。軽く溝を作って種になる胡麻を蒔き、土をかぶせて水をやるのみ。ちゃんと芽が出るか…うまく栽培できるか…今後の成長が楽しみです♪

 

~栽培日誌②~
日にち

2023年5月22日(月)

天気

日中は晴れ 27℃

できごと

発芽

 

<朝の様子>

そろそろ芽が出る頃かな~と思って出勤したお休み明けの月曜日。まだ芽の姿は見られませんでした。でも、種を蒔いたあたりの土がほんのり盛り上がっているような・・・。発芽の予感を感じながら水をやり、本日も業務スタートです。

 

<午後 芽が出ました!>

午後、用事のついでにプランターを覗いてみると・・・小さな芽が出ていました!!ホッと一安心。これで栽培日記をUPしていくことが出来ます(*^^*)

小さくてかわいい芽ですが、生命力の強さを感じます。これからどんなふうに育っていくのか楽しみです♪

~栽培日誌③~
日にち

2023年5月26日(金)

天気

くもり 21℃

できごと

成長と間引き

 

<成長の様子>

発芽を確認してから4日、芽の数も増え、背丈もしっかり伸びています。まだ小さい芽ですが、発芽率の良さと葉の様子で強い植物なんだな~と感じます。

 

<少し間引きしました>

種まきでは“一つずつ”ではなく“パラパラっと満遍なく”蒔きました。発芽率がとてもよく、芽が窮屈そうになってきたので少し間引きをしました。抜いてみると…地上に見えている背丈の倍くらい茎が長くてびっくり。全長3~4cm程度ありました。根はまだ枝分かれが少なく細かったですが、それでもしっかり根付いていました。

~栽培日誌④~
日にち

2023年5月31日(水)

天気

夕方晴れ 21℃

できごと

本葉の登場

 

<順調な成長>

そろそろ梅雨が始まりそうな天気の水曜日。昨晩の大雨がちょっと心配になりながら観察に向かうと…芽たちの身長はさらにぐんと伸び、最初の双葉の間から小さな新しい葉っぱが生まれていました。「本葉(ほんよう)」と呼ばれる葉っぱです。ここからこの本葉がどんどん増えて大きく育っていくようです。胡麻、元気に順調に育っています!

<毛虫発見!>

観察をしていると、何かに齧られたような跡がある葉っぱを発見。よくよく見てみると…毛虫が茎を登って葉っぱを食べていました。どこからやってきたのでしょう?胡麻を守るため、毛虫には申し訳ないですが退場していただきました。青々とした若葉がきっとおいしかったんでしょうね~。

~栽培日誌⑤~
日にち

2023年6月5日(月)

天気

晴れ 30℃

できごと

成長期

 

<身長が伸びました>

先週末の大雨が心配だった月曜日の朝。少しの不安を抱えながら胡麻のもとに向かうと…特に被害は発生しておらず、みんな無事に元気な姿でした♪

先週よりぐんと身長は伸び、本葉もしっかり大きくなっています。計測してみると大きい株の身長は約5㎝。数日でどんどん成長するんだなぁと感心した朝でした。
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~栽培日誌⑥~
日にち

2023年6月13日(火)

天気

晴れ 27℃

できごと

梅雨の晴れ間

 

<思いっきり光合成>

雨続きの天気と業務の立て込みであまり観察出来ていなかったこの一週間。久しぶりに晴れたので胡麻の様子を見に行ってみると…青々とさらに立派に成長していました!最初に出てきた本葉は見違えるほど大きな葉っぱになり、葉の色は先週よりも少し黄緑色になり、さらに新しい本葉も育っていました。両手を広げて太陽を思いっきり浴び、葉っぱを輝かせて光合成をしている様子に元気をもらえたひとときでした。
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~栽培日誌⑦~
 
日にち

2023年6月20日(火)

天気

晴れ 26℃

できごと

アブラムシ発生

 

<アブラムシと木酢液>

良く晴れた週末のあとの月曜日。太陽をたっぷり浴びてまた育っただろうな~と思って観察に行くと…新芽の裏にアブラムシがたくさん!少し変色している葉もあって。。これは大変!!ということでアブラムシ対策に急いで木酢液を購入。手元に届いた火曜日の午後、炭のにおいがする木酢液の原液を500倍に薄めてさっそく霧吹きで噴霧しました。これでアブラムシがどこかへ行ってくれるといいのですが…。

色々と調べてみると、アブラムシは新芽が大好きで植物の油分を吸い取って枯れさせてしまうとのこと。胡麻が元気に育っている証拠ではありますが、無事に回復してくれるか心配です。また、アブラムシは風通しが悪いと増えやすい性質もあるとのこと。密集していた株をまた少し間引きしました。

木酢液は虫よけだけじゃなく、植物や土を元気にする効果もあるそうです。今後も定期的に噴霧して無事に胡麻を成長させていきたいです!

~栽培日誌⑧~
 
日にち

2023年7月3日(月)

天気

晴れ 30℃

できごと

添え木

 

<添え木の設置>

もう梅雨明け?と思うような晴れと暑さの月曜日。胡麻の様子は…身長は15~20㎝程度まで伸び、アブラムシも目立たなくなりました。でもアブラムシの被害か、一部茶色くなってしまった葉があるのが心配です。。すっかり身長が伸びたおかげで倒れがちの胡麻たちを支えるため、添え木を設置することにしました。これでまっすぐ、さらに力強く太い茎が育ってくれますように!

~栽培日誌⑨~
 
日にち

2023年7月19日(水)

天気

くもり 32℃

できごと

葉っぱの巨大化

 

<手のひらサイズの葉っぱ>

猛暑日の連休を越えて多くの学校様で給食最終日を迎えた水曜日の午後、久しぶりのレポートです。毎日水やりと観察は欠かさず行っていましたが、学期末のアレコレでレポートが疎かになっていましたが、そんな日々でも胡麻はしっかり大きくなってくれています。

6月後半から7月初旬にかけてアブラムシの発生がひどかったのですが、木酢液の散布と歯ブラシで葉っぱ一枚ずつアブラムシを払うお世話のおかげですっかり虫の発生は見られなくなりました。

そして、茎は太く・背は高く・葉は大きくなり、2週間前とは見違えるようになりました。大きな葉っぱは手のひらサイズ位になっています。もう少ししたら花が咲くのでしょうか?夏休みに入る前に花が見られるといいな~と思います。

 

~栽培日誌⑩~
 
日にち

2023年8月25日(金)

天気

晴れ 33℃

できごと

夏休みの成長

 

<急成長と花への期待>

夏休みの間も社内ボランティアの力を借りて水やりを欠かさず行い、猛暑の中でも枯れることなく無事に育っています。

この一か月の間に見違えるほど大きく成長し、背丈は身長165㎝の胡麻担当者の腰の上くらいまで伸びました。茎もしっかり太くなり、大きな葉っぱや高い身長を支えています。ここまで成長したらそろそろ花が咲くのでは…?と期待して日々観察していますが、まだ蕾らしきものの姿は見えていません。種を植えた5月17日から三か月、間もなく花が咲き実が出来ると信じて、2学期も観察を続けていきます!

 

~栽培日誌⑪~
 
日にち

2023年9月7日(木)

天気

薄曇り 28℃

できごと

蕾の誕生?!

 

<ついに蕾が見えました!>

朝晩が少しだけ秋めいてきた9月のはじまり、心待ちにしていた胡麻の蕾が姿を見せ始めました!

毎日ぐんぐん成長し、出勤時に観察すると前日より数センチ大きくなっているような生命力の強さ。草丈はついに身長165㎝の胡麻担当者の目線の高さまで成長しています。

大きく成長した胡麻の枝の先端部分をよ~く見てみると…新芽に包まれて小さな蕾の粒がいくつか出来ていました!草丈と葉はどんどん大きくなるけれど、なかなか花の兆しが見えずちょっと心配していた今日この頃。やっと蕾に会えて一安心!このまま順調に育って花が咲いてくれるのを楽しみに観察を続けます♪

 

身長165㎝の担当者と並ぶと分かるサイズ感。
新芽の中心部分に蕾の粒。
~栽培日誌⑫~
 
日にち

2023年9月19日(火)

天気

晴れ 32℃

できごと

開花

 

<ついに、やっと開花!>

朝晩は少し涼しくなったものの、日中はまだまだ猛暑のシルバーウィーク。三連休明けの今日、ついに開花を確認しました!

白くて少し薄ピンクの部分もある美人なお花です♪蕾の気配を見つけてから約10日、思ったよりも開花には時間がかかり、想像よりも大きな花が咲きました。花が咲き始めたのは2株。完全に開花したのは2~3個ですが、明日にも咲きそうな蕾がいくつも待機しています。ここから受粉して種実ができ、胡麻になるまであとどれくらいかかるのか…。これからも慎重に観察を続けていきます!

 

~栽培日誌⑬~
 
日にち

2023年10月2日(月)

天気

晴れ 27℃

できごと

“さや”の登場

 

<胡麻が眠る、さやの登場!>

やっと秋が見えてきた10月のはじめ、週末明けの朝に観察してみると…いくつか“さや”が出来ていました!これがもう少し長さが伸び、中に胡麻の実が出来ていきます。成長がゆっくりの株ではこれから花を咲かせるものもありますが、秋の深まりと共にいよいよ収穫の季節が見えてきました★

 

大きなカマキリも発見!立派な胡麻の刃を気に入ってもらえたようです。
~栽培日誌⑭~
 
日にち

2023年12月4日(月)

天気

晴れ 12℃

できごと

収穫

<思い切って収穫>

すっかり冷え込んできた12月の初め。ついに思い切って収穫してみました。

胡麻の栽培について書かれているネット上のサイトを見てみると…収穫の時期は「9~10月」、収穫タイミングの目安は「さやが2~3個割れたら」とのこと。時期はとっくに過ぎていたのですが、種まきが少し遅めでさやができ始めたのも遅かったこと・割れたさやがなかなか出現しないことから収穫を見送っていました。しかし、12月に入り寒くなっても様子は変化せず、この度ついに収穫することにしました!

さやがある茎の上部をカットし、葉と残っている花や蕾の名残を切り落とします。そしてここから2週間ほど、風通しの良い場所で乾燥させます。

2学期の給食が終わる頃、果たして胡麻はどのように仕上がるのでしょうか?!

~栽培日誌⑮ 最終レポート~
 
日にち

2023年12月18日(月)

天気

晴れ 11℃

できごと

胡麻の仕上がり

<ついに“胡麻”登場!>

いつの間にか年の瀬がすぐそこまで迫り、今年の給食も残すところあと数回となった晴れの月曜日。胡麻栽培の最後の工程“ふるい”を行い胡麻がお目見えしました!!

2週間前に刈り取ってから乾燥させていた胡麻の鞘。仕上がりの目安と考えてた茶色い状態にはなかなかならず…。でも鞘の口は開いて中の胡麻は見えていたので振るい出してみることにしました。軽く衝撃を与えてみると…見慣れた胡麻が登場しました!一本の茎を優しく振ってみると「シャカシャカ」と鞘の中で胡麻が動くマラカスのような音も聞こえます。

収穫量は決して多くなく、鞘の状態やサイズ・数は本来の仕上がり程良いものではありませんでしたが、いつも見ている“胡麻”がちゃんと出来上がっていたことに感動(*^^*)♪♪社内でも「すごい!」「ちゃんと出来るんだ~!」と大人たちが盛り上がりました。

 

<まとめ>

5月に種まきをしてから7か月。長く続いた今年の暑さの影響か、一般的な栽培期間より長くかかってしまいましたが、無事に収穫と仕上がりまで成功させることが出来ました。通常業務の合間に観察をする時間が小さな楽しみと癒しとなり、ちゃんと“胡麻”に出会えたことに感動し、とても良い経験となりました。

いつも食べている食材がどのように育っていくのか、どういう形で出来上がるのかを見られることはとても楽しく、ぜひ学校で子供たちにも体験してもらいたいな~と思いました♪さらにここから胡麻が胡麻油になるまでの工場見学をご提供できたら、素晴らしい食育スクールになるな~と考えています(*^^*)

 

<栽培希望 大募集!>

「うちの学校でも栽培してみたい!」「子供たちと一緒に種を蒔いてみたい!」というご希望があればぜひお気軽にご連絡ください(*^^*)栽培用の胡麻の種をプレゼントいたします★

 

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