【同位体検査とは・・・】
検体が有する水素・炭素・窒素・酸素の安定同位体を測定し、産地判別を行う検査です。
生物のたんぱく質は水素・炭素・窒素・酸素の原子で構成されています。同じ原子でも原子量(原子の重さ)が異なる“同位体”が存在し、状態が安定している“安定同位体”と放射線を出しながら変化する“放射性同位体”があります。同じ生物でも育った環境によってその個体が有する安定同位体の存在割合は僅かに異なるため、この“安定同位体”の割合を測定し、検査機関が持つデータベースと照合して産地を判定するのが「同位体検査」です。