八王子 採れたてとうもろこし 成長記録③

八王子 採れたてとうもろこし 成長記録③
~6月のピンチ編

<訪問日誌>

訪問日 2023年6月6日(火)
天気 晴れ→曇り→雨
訪問場所 水越農園
視察内容

暴風雨の影響確認

最新の畑の様子

水越さんからとうもろこしピンチの連絡を受け、畑に駆け付けました。
青果担当、おーちです。

6/4(日)午後。台風の影響も過ぎ去り、気持ちの良い陽気を家族と満喫中のおーちに、突然1件のラインが。

 

「大変です。トウモロコシが倒れてしまいました。」

 

一緒に送られてきた写真を確認するときれいに倒れています。これが何を意味するのか分かりませんでしたが、まずい状況なのはわかります。百聞は一見にしかず。急遽取材もかねて水越農園さんを訪問してきました。

~とうもろこしの底力~

6/6(火)11時に水越農園さんに到着。水越さんから最初にでた言葉は

 

「よかった。立ち直ったよ。」

 

結論から言うと、おーちが訪問した時、倒れてしまったトウモロコシは自身の力で起き上がっていました!ただ倒れている期間が長いと、太陽光の当たりにバラつきがでて、実入りが悪くなってしまいます。当然商品としての価値はなし。水越農園さんのトウモロコシは、毎年大好評の人気商品。案内できる本数が減ってしまう、危機的状況だったんですね。

くの字に曲がっています。倒れた形跡が残っています。たくましいです。
おーちの腰上の高さにある葉が土で汚れています。この部分が地面に触れるまで倒れていました。

~とうもろこしの今~

おーちが種を撒いたトウモロコシは胸くらいの高さまで成長し、雄穂(ゆうすい)が咲いていました。しっかり花粉も飛ばしています。この花粉が雌穂(しすい)の白毛と受粉することで私たちが食べるトウモロコシになります。トウモロコシは白毛がでてきてから20~25日で収穫できます。7月の第一週から販売するためには、そろそろ白毛がでてきてほしいと話す水越さん。

こちらの都合にあわせるため、一番おいしいタイミングで給食に提供するため、たくさん悩んで試行錯誤してくれている水越農園さんに感謝です。

そんなとうもろこしは7月ご案内予定です。詳細は7月パンフレットをご覧ください!

<今のとうもろこしの様子>
白い粉が飛んでいるのが分かりますか?雄穂(ゆうすい)がすごい量の花粉を飛ばします。密集して育てることで、自然に受粉します。家庭菜園等で少量を育てるときは、人の手が必要になります。

天敵アワノメイガは雄穂(ゆうすい)からも侵入します。1本1本、農薬を雄穂にふりかけて対策します。白い粉末状のものが農薬です。
水越農園とうもろこしの現在の雌穂(しすい)の様子。白毛はまだ出ていません。
水越農園の隣の農家さんのとうもろこし。水越農園より少し早く種を撒いています。白毛がフサフサに生えてたくさんの花粉がついています。

~おまけ~

おーちが種を撒いた日から約2週間後、水越農園で最後(4回目)に種を撒いたトウモロコシ。絶賛成長中。


4回目種まきのとうもろこしでも小さな雄穂(ゆうすい)が顔を出しています。


受粉途中のとうもろこし。水越さんが側枝を外して見せてくれました。まだ不揃いですが小さな粒が出来ています。



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